回帰船の保育
定員26名の小さな保育所です
かつて子ども達は、地域の人たちに見守られて成長していきました。ひとりの子どもが社会性を身につけ、大人として自立していくまでには、多くの支えがあったのです。
しかし残念ながら、そんなあたりまえのことがたいへん難しい時代になってきました。
子どもも大人も一人の人間として成長していく為には、地域の人々とのつながり、自然とのつながり、ひととひととのつながりが不可欠であると
わたしたちは考えます。
近年失われつつあるかけがえのない「つながり」を
ゆるやかにとりもどすために
保育事業をはじめ、交流事業として
なんでも塾など様々な活動を行っています。
異年齢・小規模保育
異年齢保育のよさは、おおきい子はちいさい子を見守り世話するきもちを、ちいさい子はおおきい子をまねしてみようとする興味を育んでいけるところ。
少人数なので、保育者のきもちもまなざしも一人一人にいきとどくあったかい保育をしています。
豊かな自然のなかで自由に育つ子ども達
歩こう歩こう!みちくさ保育
武蔵野自然公園のはらっぱや野川など自然に恵まれた環境を生かして、毎日のように外であそびます。
花や小鳥、虫や魚、緑豊かな木々なども子ども達のよき遊び相手。子ども達は日々たくましく育っています。
お昼ごはんとおやつ
生協の食物を使った、和食中心の献立です。アレルギーにも対応し、みんなでおいしくたべられるお昼ごはんを心がけています。手作りのおやつも人気メニューです。
親たちの活動・交流
子育てや保育に関する情報交換の場として、保育懇談会を定期的に開催しています。夏のキャンプやお泊り保育、フリーマーケットへの参加やクリスマスのおたのしみ会などのイベントを通して、親と保育者たちが互いに交流する場を持っています。
連絡帳
まだ言葉を話せない乳児にとって、睡眠時間、食事、排泄などの状態は大切なメッセージです。
回帰船での生活を快く過ごす為にもお家での様子を教えてください。保育者も回帰船での様子をきちんとお伝えします。
年少、年長の子ども達にとっては、自然の中で日々たくましく育つ成長の記録となります。
子どもと病気
回帰船では、子どもが軽い病気の時には、できるだけ薬を使わないほうがいいと考えます。
体を使ってよく遊び、しっかり食べ、心地よく眠ることで抵抗力をつけ、少しの病気は自力で乗り越えていけるたくましさが身に付くような保育を心がけています。
ただし、急な発熱や全身症状等があれば、緊急にお迎えをお願いすることがあります。
慣らし保育
入所するに当たり回帰船の場所や保育者、お友達に慣れてもらうために、7日間程度の慣らし保育をします。
年齢によって異なりますが、段階を経て通常の保育時間での生活へとシフトして行きます。
保育懇談会
隔月に1回程度のペースで、保育内容、行事予定の報告等など親と保育者の座談会を行います。
事務的なものでなく、ざっくばらんに話し合う会です。