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2011年11月02日

アレルギー大学 保育・教育現場でのアレルギー対策に参加して

平成23年10月16日 
アレルギー大学 保育・教育現場でのアレルギー対策?T・?Uに参加して

 10月16日に、アレルギー大学の講義である、保育・教育現場でのアレルギー対策に参加させていただきました。
 午前の講義では、現在の保育・教育現場をとりまく、主に食べ物アレルギーに関連する状況を、分かり易く解説してくださり、勉強になりました。
 特に「エピペン」という、呼吸困難などの重いアナフィラキシーの症状を和らげる薬(注射器)が、保険の適用を受けるようになった、というお話で、これは大きな変化ではないかと思いました。
今までの保険適用外の状態だと、1本1万5千円ほどで、入手しにくく、持っている人は少ないとのことでしたが、保険が適用されると、中学生以下なら、実費負担がないとのことでした。そうすると、念のためにエピペンをお子さんに持たせる方は間違いなく増えますし、エピペンを目にする可能性も増えることになります。そして、エピペンが重いアナフィラキシー症状を緩和するために使われることを考えると、使う事態は緊急性と重要性が高いときであるので、知らないでは済まされません。こういったことを、この機会に知ることができ、良かったです。
午後は、グループごとに分かれてのディスカッションが行われ、そのうちの1グループを見学させて頂きました。
グループには、保育や給食調理の現場の方や、食品メーカーの方もいらっしゃり、皆さんは各仕事場での問題意識をお持ちで、そこから議論が進んでいきました。
各職場ならではのご意見を複数お聞きすることができ、いい経験になりました。
個々のお話は難しい部分もありましたが、アレルギー対応をより充実させていくため、アレルギーにかかわりのない人にも、アレルギーのことを知ってもらうことが大事であるという意見が多くありました。周囲の理解が得やすいなら、保護者の方も孤立せず、精神的にも落ち着いて、協力し合える下地になるのではないか、とのことでした。
また、保護者・教職員・医師といった関係者が、もたれあいになるのではなく、できることはお互いやっていきましょうというように、節度をもって行動していくことが求められている、という点は共感できるところでした。この点はどの社会問題に対応するうえでも必要なことであると考えますので、しっかりと認識しておきたいと思います。

(愛知県職員研修生 K)

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  • at 23時29分

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