平成23年10月18日
日進市の親の会に参加して
10月18日に、日進市のアレルギーをもつ子の、親の会に参加させていただきました。
会としてはまだ新しいとのことで、皆さんが試行錯誤しながら、努力されていると感じました。子育てをされながら、アレルギー対応のための会を運営をする、ということで、忙しいなか、小さいお子さんを連れて、参加なさっていました。
参加された方々から、家庭での除去のお話から、除去していた食べ物の解除のお話まで、幅広く伺うことができました。これらのことには、栄養面や周囲の理解、相談出来る場所など、実に多くの要素が関係していると感じました。そういった悩みや、同じ悩みに対し、自分はどのように対応したか、といったことも話し合える場として、親の会の、大きな役割を見ることができました。皆さんが真剣に自分の体験などを話されており、とてもいい経験になりました。
その一方で、ただ悩みを話し合うだけでなく、調理実習や栄養相談など、専門家をよんで勉強することも計画されており、これらの取り組みが軌道に乗るようになれば、ますます大きな役割を持っていくことになると感じました。
参加された方々の話し合いのなかで、特に印象に残ったのが、食べ物アレルギーの除去について、解除のことまで考えた対応が望ましい、というお話でした。アレルギーだからといって、強い調子で食べてはいけないというと、そのあとなかなか解除ができなくなる、ということでした。このあたりの対応のバランスは非常に難しいと感じました。
また、周囲の方々、家族や親戚等の近い方からでも、理解が得にくい部分がある、というお話を、アレルギー大学でのディスカッションに続いて、ここでもお聞きしました。私は今回の研修で、多少なりともアレルギーについて知りました。他の社会問題がそうであるように、アレルギーの問題についても、簡単に理解できるものではないと考えていますが、全然知らないことと多少知っているとでは、大きな違いがあることも確かだと考えています。今後、アレルギーを抱える方々と接するとき、今回の研修での経験を、活かしていきたいと思います。
(愛知県職員研修生 K)
- 愛知県職員研修生 さんの日記
- (子ども)-(愛知県職員研修生Kさんの日記)
- at 23時40分
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