アレルギー支援ネットワーク の新着情報


アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

全員 › 日付順

2011年11月10日

アレルギー大学を受講して

10月23日 アレルギー大学受講の感想

 10月23日に名古屋市のウィル愛知で行われたアレルギー大学の講座に参加しました。
午前は医師である宇理須先生による、『アレルギー表示と医学、ひやりはっと事例から学ぶ』の講義でした。この講義では、はじめにアレルギー物質の製品への表示の制度について説明があり、その後、アレルギーの事例を紹介して頂きました。
午後は消費生活アドバイザーの藤森先生による『食品表示法とその応用 食品表示法制度を正確に学ぶ』の講義でした。この講義では、食品表示全般に関する詳しい説明を頂きました。アレルギー物質の表示の仕組みや、食品の産地、食品添加物、期限等の表示の仕方のルールを教えていただきました。
 今回の講座で初めて知ったことは、メーカーや提供者が食品表示の決まりを守っていても、配慮していても、完全に事故を防げる状態ではないということです。アレルギー物質には表示義務のある(表示しなければ罰則課される)物質と、ない物質が有ることや、分量、製品の種類によっても表示義務の有無が違っているそうです。また、化学技術が発達して、素材の開発が進むことにより、一般の消費者には分かりづらい表示がでてきていることも知りました。飲食店などで、店員の方に確認しても、現場で使用していないが、仕入れた製品そのものにアレルギー物質が含まれているなど、確実とはいえないそうです。そこまでの知識は店員の方は持っていない場合が多いようです。
 講義を受講して最も印象に残ったのが、午後の講義で藤森先生のおっしゃった、『化学薬品でもない限り、絶対まざっていない、はない』という言葉です。アレルギー物質にしても、食品添加物にしても、表示がされていない=絶対にはいっていないではないとのことです。避けたい物質がある場合は、表示のルールを知ることや、その製造過程を知ること(ちゃんとしたメーカーなら問い合わせれば答えてくれるそうです)、そして、そのうえで自分で判断することが大切だということでした。
 今回の講義では、消費者として安全に製品を利用したいと思うなら、正しい知識を持っていることが大切だと知りました。ここで聴いた事は今まで知らなかったことばかりで、とても勉強になりました。アレルギーの方も安心して製品を買ったり、外食を利用したりできるように、食品表示の知識が一般に広まると良いと思いました。(愛知県職員研修生S)

  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Sさんの日記)
  • at 01時08分

税制 改革| 設定 譲渡| 医療 基金| 控除 特別| 財産 相続| 資産 中小企業| 住宅 増改築| 所得税 還付| 納税 変動 連結 納税| 会社設立| 住宅贈与| M&A| 期限後申告| 事業承継| グループ法人| 医療法人設立|