本日は、アレルギー支援ネットワークの事業の一つとして、アレルギーのお子さんを持つお母さん達が話し合う場である、アレルギー母の会に参加させて頂きました。参加されていた方は、会の代表者の方や初めて会に参加される方など様々でしたが、新旧の時期を問わずとても和気あいあいと会話されている様子が印象に残りました。アレルギーの子どもをもつ親だからこそわかりあえる気持ちや話せることも多くあって、この会がお母さん方にとって悩みを相互に相談出来るとても大切な場なのだと実感しました。アレルギーの専門医や病院の情報、治療法などについて情報交換や、お子さんの症状や現在の治療について話していく中で、医者に言われたことをそのまま受け入れているお母さんも、同じような症状を持つお子さんもいたりして、アレルギー支援ネットさんに対しての要望なども気楽に言える雰囲気がとてもいいなと感じました。
特に印象に残ったのが、ステロイド剤に対する誤認です。数年前のTVなどのマスコミを通じて報道されたステロイド剤を使用すると失明や、皮膚が黒ずんでしまうという報道によって、アレルギーやアトピーで皮膚が荒れていても、ステロイド剤に抵抗があり、使用を避けたがる方が多くいるということです。実際、私自身、皮膚科でステロイド剤を処方されるとしたら、多少なり抵抗を感じると思います。しかし、現在の治療としては、アレルギーやアトピーによる皮膚の荒れに対しては、ひどく悪化してしまう前に、ステロイド剤を効果的に使用し、治していく方法がとられているということです。私達は、受身の患者ではなく、症状に対して自分自身で学び、向き合っていくことが何より大切なのだと感じました。

• 愛知県職員研修生 さんの日記
• （子ども）-（愛知県職員研修生Nさんの日記）
• at 14時03分