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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2012年07月25日

アレルギーの会に参加して(天白の会)

私は、自分自身に花粉症やハウスダストに対するアレルギーはあるものの、アレルギーに関して関心を持ってきませんでした。そして、アレルギーという症状に大きな誤解をしていました。それは、アレルギーを持って生まれると、アレルギーを引き起こす食物はずっと食べられないので、それを避けて生活しなければならないと考えていたことです。
 そういう考えは、あっという間に覆されました。そういった症状を抱えた子どもも、子どもの頃に、色々な指導、治療を受けることで、多くの子どもが小学校入学までに多くを食べられるようになるということでした。これは私だけ知らなかったことなのでしょうか。アレルギーについて考える機会の無かったひとはもちろん、もしかしたら、アレルギー症状を持つ子どもの親御さんのなかにも知らない方はいるかもしれないと思いました。
 今回、縁あって私は「天白の会」に参加させていただくことができました。今回の参加者は、小学生のお子さんを抱えるお母さんから、生後間もないお子さんを抱えるお母さんで、喘息や小麦・卵などの食物アレルギーを抱えているとのことでした。
 その中で、アレルギー症状を持つ親御さんは熱心に意見交換をしていました。「最近、うどんが少し食べられるようになって、とても楽しみにうどんを食べています。」「負荷試験を続けることでかなり多くの食物を食べることができるようになりました。子どももこうしていくと、どんどん食べられるものが増えることがわかってきて積極的に取り組んでいます。」。このように意見のほとんどがすごく前向きであり、進んでいるなと感じられました。初めてお会いした方たちの話でしたが、聞いていて、こんなに良くなるんだと、私の誤解を覆されたことを非常に嬉しく感じました。コツコツ続けていくことで、そういった症状も出にくくなっていくのだと認識することができました。
意見交換も活発で、新人のお母さんが、子どもにアレルギー症状がでて不安だという意見にも、他の方たちからの積極的なアドバイスを受けることによって安堵の表情が生まれているように感じ取られました。終始和やかな雰囲気のなか、アレルギー専門の病院、アレルギー食品を取り扱う食料品店、飲食店の情報交換など非常に有意義な活動をされていました。
また、被災時にアレルギーを持つ人はとても対応に困るそうです。小麦がダメだったり、乳製品がダメだったりすると被災地で食べる物にたどり着けないことがあるそうです。今回の東日本の大地震の際にも、被災地域にこういったアレルギーの子の団体が非常に少なく、アレルギー支援ネットワークから支援物資を送るのにとても苦労したそうです。非常時に食べられるものを普段から備えておくことももちろん、こういった団体と連携をとっていることも被災時に非常に役に立つとのことで、とても共感を得ることができました。
何かしらのアレルギーを持つ人は3人に1人いるそうです。今回の「天白の会」では参加者が7名程でした。実際アレルギーを持つ子どもで対応に悩んでいる方はもっといるはずです。こうした方たちが意見交換を行い、相談しあえる場があることをもっと広めていくことが、アレルギーに対する認識を深め、私のような誤解を持った人間をなくし、団体活動の促進によって皆さんの不安を取り去っていくことに役立っていくのだろうと認識しました。

  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Kさんの日記)
  • at 12時00分

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