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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2013年12月13日

「アレルギー大学」に参加して

私は、11月3日(日)にウィル愛知で開催されたアレルギー大学に参加してきました。
今回の講座の内容は午前と午後の部に分かれており、午前の部は、あいち小児保健医療総合センターの伊藤浩明先生の講義で、午後の部は参加者がグループに分かれ、意見交換や質疑応答等を行いました。私は午前・午後とも参加をさせていただきました。
午前の先生の講義では、アレルギ―患者に対する経口負荷試験の結果報告やその予後について、また除去食解除を進める食事指導の流れを事例を紹介しながら教えていただきました。除去食解除に向けての食事指導においては症状が重篤な場合は入院を行い、例え症状が誘発されても薬で抑えながら決められた量を摂取することを聞き、アレルギーの治療の難しさ、そして除去食解除の背景には目標に立ち向かう医者と患者の並々ならぬ努力があることを知りました。
午後のグループでの意見交換では、仕事などを通じて実際アレルギー問題に関わっている方が多く、色々な事例を身近に感じることができました。その中でも特に心に残ったのは、給食員さんが給食の調理において、アレルギー食専用の部屋を設け、服装・器具から普通食と分けるようにしているという例です。限られた時間で多くの給食を作らなければいけない条件の中、個人一人ひとりに対応する給食を作ることは患者を優先に考える姿勢がないとなかなかできないことだと思います。学校では集団に個人が合わせていく場面が多いですが、この例のように個人のアレルギー患者に対して関係者みんなが取り組む姿勢が今後広まればいいなと思いました。
私は今回のアレルギー支援ネットワークでのNPO研修を通じて、今起こっているアレルギー問題はとても多く存在し、それらの原因や治療法は患者によって様々であることを知りました。そして患者によって様々な原因があるからこそ、周りが患者個人一人ひとりの状態を把握し、事故が起こることのないよう協力し合うことが大切だと思いました。また患者様やご家族、関係者の方々は多くあるアレルギー問題に対して強い不安をお持ちだと思います。そのため今回実習させていただいたアレルギー支援ネットワークさんのように患者と医者・専門家が繋がり、相談の出来るような場がとても大切だと感じました。
今回の実習において私自身、アレルギーに対する関心が強くなり、もっと学んでみたいと思いました。アレルギー問題をもっと真剣に考え、社会生活の中で自分だけでなく相手のこともよく知り、お互いが快適に衣食住の生活が行えるよう出来る範囲で努力していきたいと思います。自分にとって非常に充実した研修を送ることができました。本当にありがとうございました。

  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Nさんの日記)
  • at 19時38分

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