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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2010年07月20日

保育園でアレルギー懇談会を行いました!(研修生Mさんの日記)

皆さんはじめまして。先日、事務局長が書かれていた県職員2年目研修生第1号のMです。
アレルギーと直接関係する職場ではありませんが、娘が小さい頃に卵でアナフィラキシーショックを起こして、6歳くらいまで食事でとても苦労した経験があります。また、知り合いに花粉症やイヌ・ネコのアレルギーを持つ者もいるなど、アレルギーと無関係ではいられない世の中になってきているな、と感じています。
短い期間ではありますがアンテナをしっかり伸ばして、NPOの現状、アレルギー対応の最新情報、現場(保護者、園、学校、給食センター、医療機関)の声など、たくさん吸収して、今後に活かしたいと思います。
自分のことはこれくらいにして、さっそくですが先日行われたアレルギー懇談会の様子を報告します。

日時、場所:H22.7.16(金) 19:00〜21:00、名古屋市瑞穂区の保育園
内容:
当日は、保育園スタッフ(保育士、看護師、給食担当)や保護者、25名が集まりました。支援ネットからは事務局長と、記録係としてMが参加しました。
まず、アレルギー支援ネットワークが行っている活動(地域活動の支援、アレルギー大学、アレルギーっ子の防災、アレルギー対応の商品の紹介)の紹介。
続いて「(ケア・指導・園/学校での対応のための)知っておきたい食物アレルギー基礎知識」をテキストに用いての食物アレルギーに関する講義。アレルギーの仕組みや、アレルゲンになりやすいタンパク質。交差抗原性(反応性)、紛らわしい食品(カゼイン、ホエイ)、などなど。併せて、現在集めている「ヒヤリハット事例」についての協力をお願いしました。
最後に質疑と懇談。子どもを預かる側、預ける側それぞれが抱えている不安や疑問などが途切れることなく飛び交いました。こういった懇談の場でアレルギーに対する認識・情報を共有しあい、不安を解消していくことが大事だと感じました。ここではごく一部を紹介します。
Q:卵、牛乳のアレルギーがあるが、現在は除去により症状は出ていない。最近、喘息発作があった。かかりつけ医はいるが、小児アレルギー専門医にはかかっていない。
A:アレルギー科医(診療科名)とアレルギー専門医(認定制度)とは同じではないので注意する必要がある。アレルギー学会認定の専門医は、更新性で常に新しい知識を勉強している。現在はアレルギーの研究が進んでいて、5年前とでも治療法、薬が違ってきている。除去についても、牛乳が飲めないことでCa不足が生じるので、代替食品をいかに摂るか、ということと除去解除のタイミングが重要。今、どのくらい飲めるのかを知り、何ccかでも飲めるなら飲んだ方が良い、という考え方が主流。

印象に残ったのは、子どもの食事を考えることで自分のアレルギーが良くなった、家族の体調が良くなった、便秘が治った、という話で、今の食事情について考えさせられました。
他にも、小麦アレルギーの子でも扱える「米粉粘土」が好評でした。添加物を使用しておらず、湯通ししたら食べられる(!)という点や、赤しそやくちなしを使った安全な着色法など新鮮で面白かったです。

  • 常務理事 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Mさんの日記)
  • at 15時14分

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