今日は、名古屋市南区の「学童指導員研修会」に参加させていただきました。
内容はアレルギー支援ネットワーク、代表の中西さんによる講義です。
どの学童の方も細かく表示のチェックをされ、とても気をつけられていることを知りました。
中西さんの講義の中で、一番印象に残ったことは、「アレルギーの程度には個人差が大きいこと、また成長の過程で食べられるものが増えることが多い」ということです。不必要な除去は子ども・指導者への負担になり、栄養の偏りにもつながる、とのことでした。今日の講義を受けて、一般的なアレルギーの知識に加えて、「目の前の子どもさんに、どの程度のアレルギーがあり、どのくらいなら食べられるのか」ということを周りが知っておくことが必要だと感じました。
質疑応答
Q:キャンプにアレルギーの子が参加できなかった。好きなメニューを班ごとに作るというキャンプ。隣の机で作るなど、危険が伴ってしまう。
A:キャンプであれば、アレルギー対応のカレーなどはどうか。以前と比べて随分アレルギー食がおいしくなった。
Q:卵アレルギーの子は卵殻カルシウムを摂っても大丈夫なのか。
A:今日配布した資料を見せながら「卵殻カルシウムは大丈夫であることが多い」と保護者に伝えてもらえるといい。基本的には、自宅で試してもらい、大丈夫であれば学童でも出すとよい。例えば、ピーナッツアレルギーでも、食べられるナッツがあるなど、誤解されていることも多い。
Q:シリコンバンドについて
A:アレルギー支援ネットワークのサイトに登録→シリコンバンドをプレゼントという流れ。シリコンバンドとは、アレルギーのことを記載して、子どもに携帯させるバンドのこと。
- 常務理事 さんの日記
- (子ども)-(愛知県職員研修生Hさんの日記)
- at 15時07分
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