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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2011年09月20日

名古屋市守山区の会(9/1)・西尾市の会(9/2)・アレルギー大学(9/4)に参加して

守山アレルギーの会に参加して

9月1日、守山区のアレルギーの会に参加しました。この日、初めてこの会に参加された方がいらっしゃいました。この方は、アレルギーのお子さんの食べるものに困っていました。主に魚へのアレルギーがひどい様子でした。タラや鮭を食べると激しく嘔吐してしまうそうです。ただ、血液検査の数値には出ないとのことでした。この他にもいろいろなことを大変悩まれていて、その悩みを解決できる様にアレルギーの会の皆さんで相談を受けていました。
私は、この方のお話を聞いて驚いてしまいました。アレルギーの方はアレルギー物質を食べたらちょっと痒くなる程度だと思っていたほど、私はこれまでアレルギーとは疎遠の生活を送ってきたためです。これほどまでの症状が出て、食べることに悩まなければならないのは私にとっては信じられないお話でした。
しかし、今日そういった悩みを聞くことができて良かったと思いました。アレルギーについてほとんど知識の無かった私にとって、生の声はとても心に響いてきました。これほどまで悩んで過ごしている方がいることはとても衝撃的でした。私のような人が、そういった方の大変さをもっとわかることができたら、アレルギーの方ももっと楽に生活出来るのかなと思いました。現在、私のまわりにこういった方はいないのですが、今日、そう思えたことで今後、アレルギーの方がいても気にかけてあげられる気持を持てそうです。

西尾アレルギーの会に参加して。

9月2日、西尾市のアレルギーの会に参加しました。この日は台風が接近していて参加者が通常より少なかったです。ただ、保健所の保健師さんがアレルギーの子の親御さんの意見をもっと身近に聞きたいということで参加していました。
今度、西尾アレルギーの会では防災訓練の炊き出しでアレルギー対応の炊き出しを作るそうです。アレルギーの会としては、成分表示不足、入れてはならないものを入れてしまった等の間違いを心配していました。
他に、誤食を起こした近況報告を聞きました。ゼリーに表示されていないメレンゲが入っていて食べてしまったそうです。幸い大事には至らなかったそうですが、表示不足に対する対応を話し合いました。アレルギーを持っている方がこういった問題をしっかり解決していかないと改善はされないようです。
いずれも、アレルギーへの理解不足が起こす問題でしたが、それではいけないのだと思いました。アレルギーの方ばかりが不安な思いをするのではなく、アレルギーの方以外の方の理解があれば、不安や問題が起こることはなく、みんなが安心して生活していけるのだと思いました。その点からも今回初めて参加された保健師さんの参加はとても良いことだったと思います。こうして、私を含め、色々な方がもっと興味を持ち、理解を深めていけたらよいと思いました。

アレルギー大学に参加して

9月4日(日)アレルギー大学の講義に参加いたしました。午前中は「保育園・幼稚園・学校でのアレルギー対応について」でした。内容はアレルギーのメカニズムから治療方法、対処方法を専門的に解説されたものでした。ただし、症例の紹介もあり身近なものと感じられました。
食物アレルギーは、摂取した食物の成分のみに反応するわけではなく、その食物、例えば、植物であればその植物の属によって反応することがあるそうです。その場合、その植物の花粉症であることも多いようです。
他に、アレルギー物質+運動で症状が出てしまったケースでは、運動の状況に寄って発症しない場合もあるそうです。これは、運動のみでなく、精神状態にも関係してくるようでした。
これらは全て、アレルギーの発症は複雑で、多方面からケアしていかなければ改善できないというものであることを示していました。
午後の講義は、「集団給食の目的とすすめ方」についてでした。内容は、集団給食の意義や目的、その中でのアレルギー給食の対応方法を解説されたものでした。
集団給食は食育のためにも、重要なもので、その中にアレルギー対応給食を取り組むにあたっての注意点等の説明がありました。その中でも保護者は、書面でのアレルギーの明示と保育園や学校と面談をすることはより重要だそうです。集団給食は多くの子供達が一斉に食事を摂りますが、スタッフにその内容を十分周知し、きちんと対応していくことが集団給食でアレルギー対応をしていく重要な点のようです。
講義を1日受けて、率直な意見としては、アレルギー対応は色々な点に配慮しなければならず大変だと思いました。しかし、このように多くの症例や原因、注意点を知ることが出来れば対処方法も見出せるのだと思いました。個人差が大きいアレルギー症状は個人で対応できる力が必要です。そして、そのためには多くの方の理解と協力が重要です。アレルギー大学はそういった力を養うとても良い場なのだと感じられました。


  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Iさんの日記)
  • at 23時23分

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