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2012年10月19日

9月22日 アレルギー大学講座に参加して

9月22日 アレルギー大学講座に参加して

 本日はアレルギー大学に参加させていただきました。午前午後を通して「幼児期・学童期の食育とアレルギー」の講座でした。参加者は、管理栄養士、保育士、調理員、母親など様々な方が80名程受講されていました。私自身アレルギーがあるので、講座をとても楽しみにしていました。しかし今回の内容は、どんな方が聞いても意味のある講座だったと思います。
 アレルギーの基本的なところからお話して頂き、食物アレルギーのしくみ摂食機能や食育について幅広く聞く事ができました。特に印象に残った内容が、食物アレルギーへの対応が昔と現在では変わっているということです。昔は、厳格除去食療法といわれ、疑わしい食べ物も含めた完全除去が基本だったが、現在は正しい診断にもとづいた必要最小限の原因食物の除去に変遷しているそうです。アレルギーを持っている私は、昔厳格除去食療法を行っていたなと思い出しました。
 また、幼児期・学童期にいかに「食育」が大切であるか実感しました。食べることは生きることの源であり心と体の発達に密接に関係している。乳幼児期から、発達段階に応じて豊かな食の体験を積み重ねていくことによって、生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本となる「食を営む力」を培うことが重要だと教えて頂きました。食を通して、社会性や人間性、感謝の心なども習得することができ、知育、徳育、体育の基礎となるのが「食育」であると聞き、確かに食育はすべての基盤になっているなと実感しました。
 アレルギーの子どもは、配慮した食事を作ってもらい、家族と一緒に同じ食事を取り、とても良い時間を過ごせる子ども、幸せな時間を過ごせる子どもが多いとのこと。アレルギーを持っているからといって、不幸ではなく、むしろ幸せに過ごせるのだという先生の言葉を聞き、アレルギーに対して悲観的だった私は、とても感動しました。そして、改めて親に感謝しなければという気持ちになりました。
 今回の講座は、私自身に直結する内容でもあったし、気づき、新たな発見がたくさんありました。また、先生が噛み砕いて説明していただき、理解しやすかったし、食育に対しての考え方がとても素敵だなと感じました。自分の子どもが生まれた時アレルギーでも、そうでなくても、もう一度聞いてみたい内容でした。

  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Yさんの日記)
  • at 14時17分

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