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2010年08月30日

第5期アレルギー大学講座「教育・保育現場でのアレルギー対応」(研修生Sさんの日記)

第5期アレルギー大学講座「教育・保育現場でのアレルギー対応」
日時、場所:8月28日(日)午前9時30分〜 ウィルあいちセミナールーム

今回の研修プログラムの一つとして、アレルギー大学の講座を受講させて頂きました。講師は愛知医科大学医学部小児科の縣先生です。60名程の方が受講されました。
内容は、始めにアレルギーのメカニズムから始まり、食物アレルギーの診断、食物抗原負荷試験、食物除去療法、アレルギー表示などについてでした。中級講座であったため、初級講座を受けていない私は途中からついていけなくなってしまいましたが(すみません…)、受講生の皆さんは熱心に講聴されていました。
講義の中で驚いたのは、アレルギーを起こす閾値が数マイクログラム=ペットボトル(2L)1本の水に牛乳1滴加えた濃度(最も重症な食物アレルギーの場合)であること。講義終了後の質疑応答でも具体的な話が出ましたが、例えば、ミニプールで卵アレルギーの子が、友だちと遊んでいたときに、その友だちの子が遊ぶ前に卵を食べており、口の中に残っていた卵が水の中に溶け出し、アレルギー症状が出てしまった、ということもあるそうです。その際には、一緒にプールに入ることを回避するなど、気をつけて欲しいとの先生の話がありました。
講義では他に生産ラインなどでのコンタミ(=混入)の話が出ましたが、学生時代に食パン工場で短期のアルバイトをしていたことをつい思い返しました。もう10年前の話ですが、当時はアレルギー物質が含まれているかどうかや、コンタミの対策などはほとんど意識されていなかったような気がします(当時はむしろ金属などの異物混入が大きな話題となっていました)。
アレルギー大学には食品工場に勤められている方も受講されていて、そのような現場に携わる方のアレルギーに対する意識が変わり、また周りに広がっていくことで、会社・工場の取り組みも変わっていくような気がします。

  • 常務理事 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Sさんの日記)
  • at 17時48分

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