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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2010年09月29日

アレルギー大学特別講座「園・学校で食物アレルギーの給食対応を行うために」(愛知県職員研修生Yさんの日記)

日時:9月26日(日)9:30〜15:30
場所:名古屋短期大学

こんにちは。先週から県職2年目研修でお世話になっています。
昨日は、アレルギー大学特別講座に参加させて頂きました。二部構成の講座で、「園・学校で食物アレルギーの給食対応を行うために」というテーマのもと、午前中はあいち小児保険医療総合 センターの伊藤先生の講義があり、午後からは現場でアレルギーに関わる職種、保護者の方とのディスカッションが行われました。

まず、講義では、即時性アレルギーが発生するメカニズムから始まり、食品のタンパク質含有量、緊急を要する際に使用するエピペンについてなど、アレルギーに関する基礎的知識を学びました。その後休憩を挟み、本題である、園・学校でのアレルギー給食対応について、実施までの流れ、給食対応の現状、目標とそれを実施するために必要なことについて、お話がありました。
アレルギーについて初心者の私にとっては、目からウロコの知識だらけでした。例をあげればキリがありませんが、例えば、食品を摂取する際には、アレルゲンとなるタンパク含有量で比較して、その摂取量を検討すべきであるということについて、初めて知りました。
このような正しい知識というのは、アレルギーをもつ子の母親になったからといって、自然に身に着くものではないと思います。実際に、正しい知識を持たないまま、様々な方法を試したり、後になって「あのやり方は間違っていたんだ」と知るということも、少なくない、ということをお聞きしました。アレルギー大学は、このような事態を打破し、正しい知識を普及するという目的のもと機能しているということを、身をもって学ぶことができました。
午後からのディスカッションでは、現場で働く方々が、アレルギー対応給食を実施するための工夫点、問題点や、アレルギーを持つ子の母親の想いなど、生の声を聞くことができました。多職種交流の話し合いは有意義で、そんな工夫もされているのか、と驚くことばかりでした。
私はその中で、「施設上の面など様々な問題があるが、対応するのは人なのだから現場の人の気持ちややり方次第で、変えていけるのではないか」という先生の言葉が、強く残りました。
アレルギー大学を始めとし、アレルギー支援ネットワークに集まるのは、「なんとかしたい!」という【想い】をもった人たちです。事務所内での話を聞いているだけでも、職員の方々の、問題を解決しようとする真摯な【想い】が伝わってきます。
また、イベントでは、休憩時間も職員は参加者と話をしている場面をよく見かけ、同じ想いを持った人同士のつながりを感じました。
研修の目的の一つとして、NPO団体であることの強みは何かを学ぶ、ということがあります。今回のイベント参加を通し、NPOはその、【想い】でつながった団体だということが、大きな意味をもち、その源である、ということが、よくわかりました。
残り少ない研修日数ですが、多くのことを学ばして頂きたいと思います。

  • 常務理事 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Yさんの日記)
  • at 18時20分

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