アレルギー大学の調理実習に参加して
8月20日、私はアレルギー大学の調理実習に参加させていただきました。今回の実習内容は、卵と乳製品(主に牛乳)がアレルギーで食べられない子たちにどう対応して給食に出すかというものでした。(実習内容「タマゴ・乳に対応した給食」)
約1時間の講義を行った後、レシピを基に講師の方が調理方法を具体的に説明し、調理実習を行いました。午前中はちぐさ焼きとコロッケ、午後はホワイトシチューとサラダを作りました。どのメニューも通常の食材を使用して調理したものと、卵、乳製品を使用せず調理したものを揃え、見た目や味の比較・確認を行いました。私は最初に調理実習と聞いて、子どものころに受けた学校での実習のイメージが強かったのですが、今回は管理栄養士、調理士、保育士、食品メーカー勤務の方などのいわゆるプロの方が行う実習だったので、料理のレベルの高さに大変驚きました。
実習のあとに全体で意見交換を行いましたが、その講師の方が重要視されていたのはいくら栄養士がアレルギー対応食を作っても、保育士が間違えて配膳をしてしまったら全く意味をなさないということです。常勤、非常勤勤務関係なく、グループまたは組織ごとに情報を共有しなければいけないと皆さんも熱心に頷いていました。
今回の実習に参加し、アレルギー対応食を作ることがどんなに大変か実際に肌に触れて分かりました。
また、普段デスクワークをして県民の方々に触れ合う機会がないのですが、今の県の現状を学べる機会
をいただけ、「これからも県民のために働くぞ」という気持ちを再確認できました。
愛知県研修生 D
- 愛知県職員研修生 さんの日記
- (子ども)-(愛知県職員研修生Dさんの日記)
- at 22時19分
|