9月18日(日)、アレルギー大学「発達とアレルギー 幼児期・学童期の食育とアレルギー」の講義を受けました。免疫・アレルギーのしくみ、乳幼児期の摂食機能、食育など、医学的な説明や小川先生の実体験を踏まえて話してくださいました。
食物アレルギーの子どもたちは、食物に対して良いイメージを持っていません。しかし、アレルギー児だからこそ、食べることを好きになってほしい、食を営む力を身につけてほしいというのが、小川先生の考えです。
講義の中では、“アレルゲンとなっている食べ物を悪者にしてはいけない”という話をお聞きしました。大きくなって食べても良いとなったのに、ダメだと言われ続けてきたため、大きくなっても食べれないのだそうです。
私は、この話を聞いて幼いころを思い出しました。私は、卵アレルギーのため、「卵は食べちゃダメ」と言われて育ちました。大きくなるにつれて、食べても反応が出なくなったため、今では何も気にせずに食べています。しかし、食べてもいいとわかっていても、表示を見て「卵って書いてある・・・でも、食べていいんだよね。」と少しためらいながら食べています。やはり、悪者にしてしまうと楽しく食べることはできないのだと思いました。
『食育』については、私はこれまで、作っている人や場所、作り方を知ることだと思っていました。しかし、食育は、教育の5領域である“健康”“人間関係”“環境”“言葉”“表現”に深い関わりがあり、それらの力をつけるために欠かせないものであると学びました。食を通して、子どもたちのあらゆる能力の成長につながると知り、改めて食の大切さを実感しました。
アレルギーの子どもたちにも、食に対して良いイメージを持ってもらい、大きく成長していってほしいと思います。
愛知県研修生
- 愛知県職員研修生 さんの日記
- (子ども)-(愛知県職員研修生Uさんの日記)
- at 23時37分
|