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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2012年09月27日

9月21日 瀬戸保健所管内栄養士会研修会へ参加して

今日は午後より東郷町のいこまい館で、瀬戸保健所管内栄養士会の研修会がありました。今日の研修会では「災害時非常食の活用」というテーマで、実際に災害が起きて、限られた資源の中でいかに非常食を活用するかを、グループに分かれ調理実習を行いました。
6グループ3テーマ(食物アレルギー、乳幼児及び高齢者、腎臓疾患)に分かれ、食材選択から最後カロリー計算まで行いました。私も、腎臓疾患の方の食事を作るのに実際に参加させていただき、食材選びの段階から管理栄養士さんは食品の表示やカロリーを確認して選んでいました。今まで、そのように食材を選んだことがなかったため、さすが管理栄養士さんだなと圧倒されました。私たちは、腎臓疾患の方が対象であったため低蛋白、高カロリーになるように配慮し、大豆カレー、フルーツ缶とさつま芋のレモン煮を作りました。食材に限りもあれば、使える水の量にも限りがあったため、野菜をゆでた水をアルファー米に使ったりなど災害時は、ちょっとした工夫がとても重要であると感じました。
料理ができ次第、各グループ発表、講評を行いました。各グループテーマに沿って、さまざまな工夫を凝らし調理していました。どれも美味しそうにできていましたが、試食してみると、問題点も多々ありました。被災者の限られた非常食の中で、その方でも食べられるように栄養士の方々は個別対応できるように工夫しなければならないのだと思いました。 
災害時は精神面的、身体的にも疲弊し「食」がいかに重要かということが分かりました。時期によっても食べたいものが変わってくるため、被災からどれだけ時間が経過しているのか、特に何週間も経てば非常食に飽きている時期であるため、限られた資源の中でのアレンジができると被災者にとってより良くなると思いました。
私は災害時の非常食について考えたことがありませんでした。食べ物があればいいやという軽い考えでしたが、被災者の中には様々な食事制限がある方もみられます。この研修を通して、食物アレルギーや病気で食事制限がある方、離乳食を食べている乳幼児、嚥下困難な高齢者など、見落としてはいけない方々の食事について考える良いきっかけになりました。また、そういった方は各自治体がどれだけ、どのような種類の備蓄があるのか把握しておき、働きかけていかなければ見落とされてしまう可能性もあるのだなと実感しました。管理栄養士でない私でも勉強になるし、とても興味深く有意義な研修会でした。

  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Yさんの日記)
  • at 17時04分

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