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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2010年07月21日

第V期アレルギー大学 実習−I タマゴ・乳に対応した給食 II (研修生Mさんの日記)

引き続き、県職員2年目研修でアレルギー支援ネットワークにお世話になっているMです。
今回は調理実習に参加させていただきました。家庭科の実習以来ということで楽しみにしてきました。
 
日時、場所:H22.7.17(土) 9:00〜16:00、昭和区 生涯学習センター 料理室
内容:
受講生は園や学校の保育士、栄養士、給食センター職員、病院の管理栄養士など21名。アレルギーの子どもをもつ保護者の参加もありました。
初めに「保育・学校職員のためのアレルギー給食教本」をテキストに用いての講義。代替食材を用いたアレルギー対応食の調理や、配膳時に間違えない工夫(食器の模様や色を変えるなど)。保育園での事例紹介など、子どもを預かる側、給食を作る側の視線でのものでしたが、預ける側からみても、受けているケアについて、そのメリット・デメリットを知ることができて、有意義な内容であったと思います。
その後、実際の調理に移ったのですが、感想を一言で言うならば「プロってすごい!」
給食センターや園・学校の調理場などで、分担して料理をするということに慣れている方が多いためでしょうか、ただただ呆然とその素早い仕事に見入ってしまいました。
今日のメニューは、野菜フライ(なす、かぼちゃ)、ハンバーグ、ポテトサラダ、ハヤシシチューにみたらし団子の計5品。どれもすばらしい出来で、とてもおいしくいただきました(作ってないのに食べていいのかという話もありますが)。個人的に一押しはポテトサラダ。マヨネーズでなく酢醤油の味付けがとても新鮮でした。
 最後に参加者の自己紹介&懇談。某大手食品メーカーの食品企画をされている方が参加されていたこともあり、アレルギー対応食品の品揃えや値段の話になりました。商品の取り扱いについての決定権はスーパーにあるので、メーカーからは(お客様であるスーパーに対して)強く言えない。スーパーにとってのお客様である消費者が声をあげることが一番効果がある、といった話が印象的でした。
 また、小学校で食育の講義を担当する際に、食物アレルギーの話をどの程度盛り込んだらよいか、といった給食センターの職員の方の質問に対して、複数の保護者から「栄養の話はアレルギーのあるなしに関わらず知っておくべき話であり、それに加えてアレルギーの話も一緒に(例えば、牛乳は体に良いが、人によっては毒なのだということ)行い、きちんと理解してもらいたい)」という意見が出ました。講師の先生も、アレルギーという疾患は市民権を得ているので、全体の話→アレルギーの話→フォローというように段階を踏んだ話のもっていき方が大事である、という回答をされていました。私もアレルギーが原因のいじめの話も聞いたことがあるので、きちんとした教育の場で、子どものうちから正しい知識を得ていくことは重要だと感じました。

  • 常務理事 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Mさんの日記)
  • at 10時23分

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