みちの会
日時:平成22年9月29日(水) 午前10:00〜午前12:00
場所:みちはたこどもクリニック
保護者の方8名 子ども7名
今日は、みちはたこどもクリニックという病院の患者会である「みちの会」に参加させていただきました。先日の「緑アレルギーの会」とは、同じ病院に通院している子をもつ親の会という点で性質が異なっており、約30年の歴史があるそうです。
本日は、「夏休みの過ごし方」というテーマのもと、お母さん方が感じたことや困ったことなどについて、話し合いが行われました。
昨日・今日と親の会に参加させて感じたことは、小さいお子さんをもつ保護者の方は、育児の悩みと、アレルギーの悩みの両方を抱えてらっしゃるということでした。例えば、離乳食をいつから食べさせたら良いのかや、保育園はどこに通わせたら良いのかということは、どのお母さん方も悩まれることだと思います。そこに、アレルギーという要素が加わると、アレルゲン抜きの離乳食をおいしく作るには…だとか、アレルギーに対応した給食を作って提供してもらえる保育園は…と、選択肢が狭まったり、周りからの情報が少なくて、苦労や辛い思いをする、ということを知りました。
また、除去しなければならない食品が多い場合、離乳食のレパートリーが少なくなり、かつ、子どもがそれを食べたがらないときには、成長に必要なエネルギーが摂取できなかったり、「食べる」ということによる成長が促されない危険がある、ということを初めて知りました。栄養失調になる子どもさんもいると聞き、驚きました。
自分自身は、発育とアレルギーの関係について考えたことがなく、それと同じように、会に来て、中西さんに話を聞き、初めて知るお母さん方も多いようで、改めて情報提供の大切さを感じました。
この会では、手作りおやつの試食があるということで、米粉を使ったみたらし団子と、さつまいもきんとんを頂きました。材料を工夫したりと、おやつ一つをとっても、お母さん方の大変さが伺えました。しかし、大きくなっても、子どもはおやつを作ってもらったという記憶が残ってるんだよ、という話を中西さんから聞き、心が温かくなりました。
- 常務理事 さんの日記
- (子ども)-(愛知県職員研修生Yさんの日記)
- at 09時54分
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