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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2010年11月23日

ある患者会に参加した日のこと

ある患者会に参加した日のことを、5歳の男の子のお母さんが話をしてくれました。
幼稚園に行っている男の子はたまたまその日運動会の代休だったため、N市の「アレルギー児の親の交流会」にお母さんと一緒に参加しました。
その交流会では、赤ちゃんから就園前のお子さんを連れたお母さんが、悩みをうちあけ、専門医のこと薬のこと食生活のこと・・・いろいろなお話をしました。
その夜、5歳の男の子は、お風呂の中でお母さんに言いました。
「お母さん、僕がアレルギーでごめんね」と。男の子は、その日参加したアレルギー児の親の会で、お母さんたちの悩みを、遊びながらも聞いていたのでしょうね・・・。
お母さんは、びっくりして・・・もちろん否定しました。
「ううん、お母さんは、T君がアレルギーでとってもよかったって思っているよ。アレルギーがあったから、食べ物のこと、水のこと、空気のこと、ダニのこと、ホコリのこと・・・いろいろなことを勉強できたから、家族全員が今まで以上に健康になったから、とってもよかったって思っているよ」といいました。
でも、内心は、とてもショックでした。こんな小さな、5歳の子どもに、「アレルギーでごめんね」なんて言わせてはいけない、と思いました。
お母さんは、その時に決心したそうです。これからは、アレルギーの子どもをもつお母さんたちの力になりたいと。今まで自分が体験をしてきたことを、若いお母さんたちに伝えたり、アレルギーのことを皆に知っていただく活動をしたりして、その頑張っている姿をこどもに見せてあげたい、と思ったそうです。
そのお話を聞いて、私はとても嬉しくなりました。
私達アレルギー支援ネットワークが行っている活動を、次の世代へつないでいくことはとても大切なことだと思っています。
私自身が、アレルギー児の子育てに悩んでいたときに、先輩ママのアドバイスは、本当に心の支えになりました。私も、そのご恩返しに、若いお母さんたちの支えになりたいと思い、日々活動をしています。T君のお母さんが同じように考えてくれたことがとても嬉しくて皆さんにお伝えしたくなりました。

  • 常務理事 さんの日記
  • (子ども)-(きょうの支援ネット)
  • at 22時13分

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