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アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

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2011年07月18日

東日本大震災・支援活動

ずいぶんとご無沙汰しています
3/11に大震災がおこり、多くの大切な命がなくなり未だ行方不明の方がいらっしゃると思うと本当に心が悼みます。
こころよりお見舞い、またお悔やみ申し上げます。
私たちアレルギー支援ネットワークは、名古屋に事務所があり、東海地域を中心に活動をしていますが、その事業の一環として、アレルギーっ子の防災対策にも取り組んでいます。
いつきてもおかしくないといわれている「東海東南海地震」に備えて、10年以上も前から、その対策をたてつづけてきました。今回の大震災においては、阪神淡路大震災や中越沖地震におけるアレルギー患者さんの支援活動の教訓を生かしつつ、その後の取り組みをもとに、被災地からのSOSに対応をしています。発災後4ヶ月もたつのに未だ悲痛なSOSが届いています。アレルギーがあるから特別な対応をしてほしいという声を挙げれば、わがままと受け止められるのではないかと心配で、今まで我慢をしていました、という方もたくさんいらっしゃいます。
4ヶ月の間に130件以上のSOSが届きましたが、発災直後の(食物アレルギーがあるため)「食べるものがありません」という緊急性の高いものから変化して、現在は、長期化する避難生活・疎開生活に伴い、環境の悪化によりアトピー性皮膚炎や喘息の症状が悪化した、というご相談が増えています。
支援物資のお届けに加えて、小児アレルギー学会の専門医の先生方にご協力をいただき、電話医療相談、病院のご案内や吸入器の支援などきめ細やかな対応をしています。
また、現在は、津波による被害がもっともおおきかった岩手県大船渡市・陸前高田市・釜石市などに出向き、保育園や教育委員会などの自治体をまわりアレルギー患者さんの状況を把握し、私どもにできることがあれば協力をさせていただいております。
詳しくはHPの活動報告をご覧ください。
http://alle-net-v.net/311dr/

ところで、東海地域には約30のアレルギー児の親の会(患者会)があり、日ごろより横のつながりをもち、大震災に備えた準備をしております。それでも東海地域の各市町の数のうち1/3しか患者会はありません。
東北には岩手県盛岡市にひとつ、宮城県仙台市にひとつ、たったふたつしか会がありませんので、
東北全域の患者さんの姿が見えず、支援活動が十分にできませんでした。
そこで現在アレルギー支援ネットワークでは、アレルギー疾患を持つ患者さんには「安否確認システム」に登録をしていただき、発災時に速やかにSOSに対応することができるよう「アレルギーっ子の防災セット」という取り組みを行っています。
詳しくはHPをご覧ください。
http://www.alle-net.com/bousai/bousai-set.html

  • 常務理事 さんの日記
  • (子ども)-(きょうの支援ネット)
  • at 02時17分

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