アレルギー支援ネットワーク の新着情報


アレルギー支援ネットワーク の仲間たちの日記

全員 › 日付順 › 2012年09月

2012年09月06日

8/21愛西市学校給食調理員等研修会に参加して

8月21日午前9時半から愛西市立田体育館で行われた愛西市学校給食調理員等研修会を見学させていただきました。
研修会には、市内の給食センターや学校の調理員さんが約80名の方々が参加しており、参加者の大部分が女性の方ばかりで非常に驚きました。
はじめに、支援ネットの講師2名による「食物アレルギーの基礎知識と学校給食におけるアレルギー食対応」について講義が行われました。私自身、食物アレルギーは全く無く、食物アレルギーを引き起こす主成分がタンパク質だということも全く知りませんでしたが、そんな私にも理解できる基礎からお話していただき、とてもありがたかったです。
基礎知識の講義では、牛乳は飲めるのに、チーズ食べられないという事例があり、重要なのはタンパク質の有無だけではなく、食物の中にどれだけタンパク質が含まれているかということでした。(同じ量の牛乳とプロセスチーズでは、プロセスチーズの方が7倍もタンパク質が含まれている。)
学校給食におけるアレルギー食対応の講義では、給食を提供する調理員の心構えや提供についてのお話があり、その中で、耐性が弱い子については、アレルゲンを含んだ食物に触れるだけで反応が出でしまうこともあるため、給食当番を行う際にも十分に気をつけなければいけないということがとても印象に残りました。
  次に、調理員の方々の少人数での情報交換が行われ、そちらにも参加させていただきました。調理員さん同士が普段関わりの少ない他の給食センターや学校の方と活発に意見交換をされており、設けられていた30分の時間はあっという間に過ぎてしまいました。その中で調理作業を行うにあたり、統一マニュアルはありますが、限られた人員、器具でそれぞれの職場に対応した弾力的な解釈、運営をしている場面が多々あると感じました。
今回の講義と情報交換を通じて、講義では時間の都合上、卵と牛乳のみが取り上げられましたが、そのほかにも小麦や豆類などアレルギーの原因食物は無数にあるので、食物アレルギーを持つ子どもの保護者はもちろん、研修会に参加していらっしゃった調理員の方々も毎日、何百人何千人が口にする給食を作っているので、かなり熟知していないとできないことだと思いました。

  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Kさんの日記)
  • at 22時48分

税制 改革| 設定 譲渡| 医療 基金| 控除 特別| 財産 相続| 資産 中小企業| 住宅 増改築| 所得税 還付| 納税 変動 連結 納税| 会社設立| 住宅贈与| M&A| 期限後申告| 事業承継| グループ法人| 医療法人設立|