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2009年06月08日

A高校のインタビューを受けて

A高校のインタビューを受けて

A高校の生徒さん5名が訪問してくれました。

アレルギー支援ネットワーク2名、お菓子作り大好きなアレルギー児の親3名でインタビューを受けました。

A高校の授業では、地産地消をコンセプトにケーキやお菓子を作っているお店に商品の提案をして、採用するかを決めていただくというのが今年の計画だそうです。
今回、商品プランを考えるにあたり、アレルギーを持つ方が、食生活において、どんな課題を抱えているか、あったらいいなという商品についてのインタビューをうけました。

生徒さん方が考えたレシピを拝見し、意見交換をしました。
親 「メインはイチジクですか?」
生徒「はい、地産地消が目的で考えてみました。」
生徒「アイスは乳製品を使用せずに、どう作るのですか?」
親 「豆乳ホイップや豆腐・里芋などからも作れますよ。でも、豆乳ホイップで作る方が、甘さも控え目で、美味しく作れると思います。」
生徒「アレルギーの程度には軽度・重度などあるのですか?」
親 「その子その子によって違います。火が通って入れば大丈夫な子、微量の摂取や触れるだけ・近くにいるだけで、じんましん・嘔吐・腹痛などの症状が出る即時型の子、昼間から寝てしまったり、嘔吐、次の日に肌が荒れる・じんましんなどの症状が遅れてでてくる非即時型(遅延型)の子もいます。」親「クッキーの生地は何を使用するか、何歳位からを対象に考えていますか?」
生徒「地産地消が目的だったので、これから考えたいです。」
親「小麦アレルギー対応にしようとすると、ホワイトソルガム粉・米粉・キヌア粉など、雑穀粉を使用します。小さい子を対象にする場合は、食べやすさ
(歯ごたえなど)考えたりすると、材料や作り方も違ってきますね」


親「幼稚園・小学生位になると、みんなと同じ物を食べれると、とても嬉しいんです。アレルギー対応の物ではなく、アレルギーの子もそうでない子も、みんなが同じ物を一緒に食べてみんなが美味しいと思えるのが、子供も親もとても嬉しいですよね。」

生徒「アレルギーがあって、辛い事、楽しい事はありますか?」

辛い事
親「アレルギーと分かった事、どうしたらよいか分からなくて閉鎖的になるし、周りにどうしたら理解してもらえるのか?お店で、商品の原材料を見て、食べられない物ばかりで、愕然としまいした。会をやるにあたり、どう助け合っていったらいいのか?それぞれの悩みがいろいろなので、どう対応したらいいのかなど・・・」

楽しい事
親「アレルギーの会に入って、同じ悩みを持つ人とつながりが出来た事、お菓子作りで、安心して手作りの物を作ってあげれようになった事、フェアの時に、みんなが同じ物を安心して食べられる物を作っている企業が来ていたり、いろいろな講師の話が聞けたり、違う市町の人達と話が出来て情報交換ができたりして、とても良かったです。」

生徒さんの感想を一言
生徒「思っていたより、大変だと思った。アレルギーがあると食が大変なんだと思いました。
生徒「アレルギーの子達に負けないように頑張っていきたいと思いました。」
生徒「アレルギーの子達が食べられる物を作っていけるようにしてあげたい」
生徒「アレルギーの事を知らなかったけれど、アレルギーの子達でも食べられる物を増やせるように頑張りたいと思う」
生徒「アレルギーがあっても、同じ物が一緒に食べられる事は大切な事だから
、一緒に食べる事のできる商品を作れるように提案したい」

1時間という短い時間の中でしたが、いろいろ話をして、アレルギーの子・親の気持ちを伝える事が出来たのではないかと思います。とても有意義な時間でした。生徒さん達にとっても、同じだと嬉しいですね。
商品が出来たら、教えてくれるそうなので、楽しみです!

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  • at 23時44分

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