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愛知県職員研修生 › 日付順 › 2013年10月

2013年10月28日

「アレルギー大学」、「栄養士委員会」に参加して

愛知県職員採用2年目の研修としてNPO法人:アレルギー支援ネットワークさんに計6日間お世話になりました。
研修中、10月13日(日)に、名古屋工業大学で開催された「アレルギー大学:ひやりはっと事例から学ぶ園・学校での食物アレルギー対応(午前)、食品表示法とアレルギー物質の検知法(午後)」の講座を受講させていただきました。当日の講座は、食物アレルギーの基礎・実践知識や対応方法について学びました。中でも印象に残ったのは食物依存運動誘発アナフェラキシーと、食物アレルギーの緊急時の対応薬についてです。食物依存運動誘発アナフェラキシーとは小麦、甲殻類等を食べた後運動することによってアレルギー症状が発症するもので、食べるだけで発症するものが食物アレルギーだと思い込んでいたので、運動する事が発症条件になると分かり、もともとアレルギーが多い体質の私は、運動する前の食べるものは気を付けておかなければと危機感を感じました。また食物アレルギーの緊急時対応薬について、アレルギー発作の対応時にどうすればいいのか私には全く知識が無く、今回初めてアレルギー対応の薬の種類、薬効を講義に出て知ることができ、知っているか否かで緊急時の対応(特にエピネフリンの自己注射)に差がでると感じました。エピネフリンの自己注射の実演もあり、具体的な講義が聞けました。午後の授業ではアレルギー物質の検知法について学びました。食品ラベルの表示が適切にされているのか、行政検査が入ることは知っていましたが、今回の講義でどのような仕組で検査をしているのか、検査種類やその検査にかかる費用など細かな情報をも教えていただけ、あやふやだった認識を深めることができました。午前午後共に、アレルギーを持った人、それを取り巻く人の日々の生活に直結した充実した講義内容だと感じました。
 また、10月15日(火)には栄養士委員会の会議に参加させて頂きました。栄養士の方々が日々相談や助言を行った事例等をもとに、この会議では工夫できる所はどこか、より良い助言ができるように経験者からのスーパービジョンを用いた報告や指導がされていました。また、医学的な論文資料を用いて、重症アトピー性皮膚炎の乳児に対する支援の仕方やアトピー乳児の生活の背景、改善方法など、相談を受け助言する栄養士として、与えられた情報から読み解かなければならない事柄を読み解く力を補う指導もされていました。
 この6日間だけで自分の持っていたアレルギーに対する認識に誤りがあったことを重く実感させられました。私と同じようにアレルギーに対する認識に誤りがある方はまだまだ多く居るのではと思います。アレルギーの正しい知識を知っていれば防げた死亡事件も過去にはあります。アレルギー支援ネットワークさんの大学講義や勉強会等の活動を通じて、アレルギーの正しい知識が広まっていって欲しいと感じました。短い期間の研修でしたが、どうもありがとうございました。

  • 愛知県職員研修生 さんの日記
  • (子ども)-(愛知県職員研修生Tさんの日記)
  • at 13時38分

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