今日は今月末のバルーン アンド ドリーム カム トゥルー プロジェクト 「風船鬼物語」に参加するための練習会です。このイベントは千葉市きぼーる内アトリウムに巨大風船アートを展示し、皆さんに無料で楽しんでもらおう!という計画です。
日頃外へのお出かけや外部との交流機会が少ない高齢者や障害者の皆さんには積極的に来場してもらうように呼びかけをしています。
今回は作品の一部分を制作するお手伝いをしてもらおう!そして、大勢で作ること。行うことの素晴らしさを皆で共有しよう!と取り組みです。
今日は練習会の一回目ということで、むすび方をやりました。何度でもほどける紐を使って行いました。細いの、太いの、赤いの、青いの・・・と種類を増やして何度でも挑戦したくなる工夫をしました。
単純なようですが、結びはとても大切です。結びがないとバルーンアートはできません。
二つのものを一つにする結び方「もやいむすび」です。なんとかむすべる事はむすべるのですが・・・結び目の向きが逆になります。本番はこれでもOK!
もやいむすびの「もやい」「もやう」という意味は、もともと、「船と船をつなぎ合わせる」「または船と岸を・・・」ということです。しっかり結ぶためには、正式な方法がよりよいのでしょう。
折角覚える機会なので、丁寧にもやい結びを教えたところ、結構できるようになりました。なかなか動かない指を集中させて、諦めず一心に取り組む人がいました。その姿に心が震えます。
実は結び方を上手のできる人はこの現代には、案外に多くはないんですよ。紐結びは正確の必須技能であった時代は遠い昔のこと、今は便利ですからね。
このようにお互いの結びつきを確認し合いながら、結びが強くなれるよう祈りつつ、練習会を終了しました。
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