設立趣旨

 私たち市川おやこ劇場は、文化的な体験活動を通して、市川の子どもたちが人とのつながりを感じながら育ちあうことのできる地域社会をつくります。


 1983年市川に『おやこ劇場』が発足して以来、「子どもたちのために演劇や芸能、音楽などの良質な芸術文化に触れる場を作りたい。異年齢での遊びなどさまざまな体験を通して、子どもたちの友情と自主性、創造性を育くんでいきたい。」と活動してきました。そして、会の発展に伴い、より地域に密着したきめ細かなとりくみができるよう、『市川行徳おやこ劇場』『市川中央おやこ劇場』ならびに『市川北おやこ劇場』として、3団体が協力して活動してきました。


 近年、世の中の急速な変化の中で、子どもを取り巻く状況は、複雑化してきています。校内暴力やいじめ、相次ぐ少年たちの事件には心が痛み、子どもたちの追い詰められている様子がうかがえます。このような子どもたちの背景には、小さいころから積み重ねられ、人と人との関わりの中で身についていくはずの社会的体験が希薄になっているという現状があると思います。高度情報化の波は、自由な発想を次々に生み出して生活を豊かにしていますが、子どもたちの成長にとっては、自然、芸術、人との関わりから得られる生の体験や感動を充分に重ねることが不可欠です。

  子どもを人格ある社会の一員として位置づけているのが子どもの権利条約です。しかし現実は、まだまだ充分な状態とはいえないでしょう。個性を認め、自分たちで考え、集団の中で自己を表現しながら互いを認めあうことの大切さは、人と関わるときの基本になります。そして、ゆとりある空間の中で、異年齢の子ども同士が語り合い、育ちあう場を積極的につくっていく必要性があります。その中で培われる自主性や創造性は、大きな「生きる力」となっていくでしょう。


  市川市は、教育や生活文化面で先進的な試みや研究もなされています。しかし一方では、都市型環境ゆえ、人と人との関係が作りにくい状況にあるといえます。

 そこで、市川おやこ劇場は、行政や諸団体及び企業などさまざまな人と協働し、子どもたちに自主的、創造的、そして文化的な体験活動の場や環境をつくります。そして、17年間培ってきた3地区の活動の経験を生かし、身近な子育て支援をしながら、市川の子どもたちが、安心して人間性豊かに育ちあうことのできる地域社会を、さらに広げていくことをめざして活動していきます。

 
 2000年10月28日  市川おやこ劇場設立総会(設立趣旨書より)





特定非営利活動法人 市川子ども文化ステーション の仲間たちの日記

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2009年10月05日

行徳のミニいちかわ

10/3雨天決行
たくさんの子ども達があめにも負けず集まりました。
私は、新聞社担当、子ども達はグループにわかれ、取材に行っては、聞いてきたよーー、と目を輝かせて帰ってきて、壁新聞を真剣に書いていました。
働いた時間の分だけの給料を銀行でもらい、お買い物をします。
ここは、子どもだけのまち。大人は、指示してはいけないのです。子どもに意見を聞いて、いっしょにお店を作っていきます。
来週、10.11日は、市川の大洲防災公園で実施します。
大人の方は、大人の受付で説明を受けて、30分でもスタッフをやってみませんか?

  • UNO さんの日記
  • (子ども)-(ミニいちかわ)
  • at 18時56分

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