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2018年09月05日

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NPO法人 日本ゴールド倶楽部 の仲間たちの日記

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2007年02月19日

よろずや余之助

群馬県太田市にNPO法人「よろずや余之助」という奇妙な名前のNPOがあります。このNPOは、団塊の世代の男性が中心で太田市の真ん中で「余之助茶屋」という喫茶点を経営しています。そこでの主要な仕事は、相談事業ということで、どのような相談にものります。
 このようなことが成立するのは、余之助の中心メンバーが太田市の高等学校の同級生であり、高校をでて40年もするとそれぞれが専門性を持っており、相談に対応できるわけです。また、余之助が生まれた背景には「コミュニティビジネス研究会」があるのですが、こうした看板では相談に来にくい人が余之助には気楽にきます。この相談に乗るところから、ビジネスが開始されるわけです。「茶屋」では、コーヒーだけではなく、昼ごはんも出します。夜にはお酒もでます。
余之助であたっている事業は、相談以外には、「おやじの学校」と称する勉強会、歌声喫茶などイベント用にも活用したり、小物の創作品の販売所にもなります。
 余之助のあたっている理由を検討しますと、第一義的には高校時代の親しい友人が中心にいることですが、何よりも「余之助茶屋」というたまり場をつくりだしたことです。この主催者の桑原三郎さんによると、市民会館や公民館は誰でもいけるが、時間割、課題別になっており、フラッといける場ではないといいます。目的が合致しない人を排除するというのです。これに対して世之助は目的の無い人大歓迎で、そこで目的を見つけられればよく、その目的を実現する方向で手伝うこともできるようになっているというわけです。
 私は団塊の世代のまとまりをつくろうとしていますが、どうもそのキーポイントは「たまり場」にあるようです。世之助のようなたまり場をつくれば、自然に団塊の世代があつまり、ビジネスを開始していくのです。このことをビジネスサイドに置き換えれば、たまり場を提供することによって団塊世代のネットワーク形成を促進でき、そこをビジネスと連携できる基地にするということになるのではないでしょうか。

  • 田中尚輝 さんの日記
  • (その他)-(団塊世代)
  • at 22時00分

シニアビジネスは男がつくる