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2018年09月05日

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NPO法人 日本ゴールド倶楽部 の仲間たちの日記

田中尚輝 › 日付順 › 2006年02月

2006年02月27日

健康麻雀と男性料理教室

私のの近くにいる人ですが、いつも関心してみているエネルギッシュな人がいます。元東京ガス都市生活研究所の所長だった国原徹さんで、社団法人長寿社会文化協会(WAC)の理事をしています。
 国原さんは、麻雀教室を介護予防の事業として自治体との協働でプラン化し、実施したファウンダーです。これはWACでもともと実施していた煙草を吸わない、賭けない、昼間しかしないということを特徴とした健康麻雀に注目し、それを社会化したのです。
 東京の品川区と杉並区は、国原さんの勧めがあり、WACとの協働事業として実際に展開中です。その他の自治体からの引き合いもあり、今後多くのところで実施されていくでしょう。
その仕組みは、既存の麻雀店の借り上げや公的施設の空きスペースを活用します。そして、麻雀店の場合には昼間はほとんど閑散としていますから、安く借りることができます。それに、事務費や指導料を加算して一回あたりの料金にします。そして、自治体の広報紙で参加者の募集をします。そうすると、これまでの実績では主催側の予測を超えて参加者があつまります。杉並区、品川区とも数百人のシニアが通ってきており、会場が足りないほどです。週に一〜二回、家からでて麻雀をすることによって健康を維持し、そして、頭の回転をよくすることにつながっていきます。その上、麻雀を通して仲間ができますから、一緒に旅行にいったり、ボランティア活動にも参加することになります。
 国原さんを中心としたこの企画を採用した自治体は、広報紙に掲載するだけで、そのほかにはまったく予算を使うことなく成果をあげているわけです。
この活動の上に、国原さんはまた新しい挑戦を始めました。それは男の料理教室です。男性がリタイアすると家庭に居場所がないのですが、その克服は妻に任せていた料理を自分でおこない、妻を接待することです。また、健康年齢を長くするためには食事が大きな役割を果たしますが、この技術を料理教室で教えてもらうのです。
 このプロジェクトを国原さんは自分の出身企業である東京ガスから料理の先生を、生徒の募集を自治体に依頼することによって瞬く間につくりあげ実施しています。
 このような国原さんの活動はそれによって、収入をえようとすればかなり所得になるはずですが、これを返上してボランティア活動としておこなっています。国原さんの手帳は毎日びっしりと埋まっており忙しい日々を送っています。

  • 田中尚輝 さんの日記
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  • at 18時57分

シニアビジネスは男がつくる