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2018年09月05日

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NPO法人 日本ゴールド倶楽部 の仲間たちの日記

鏡渕 敬 › 日付順

2006年03月07日

コミュニティネットワーク?

友人が神奈川県逗子市で地域のヨットサークルに入った。
友人は私と同世代で40ソコソコなのだが、サークルでは「新入りの坊や」で、最年少らしい。サークルの理事長はもう80歳近いらしくヨットに乗ることはないが長老としてみんなも一目置いている。その他の構成員も大半は退職したシニアだ。昔の「太陽族」よろしくヨットを生涯趣味にしてきたぐらいだからみんな遊び人。仕事でも大企業の元重役だったり、世界を飛び回った商社マンだったり。こんな海千山千の人たちが集うものだから相当いろいろなことがあるらしい。権力闘争とまでは言わないが派閥のようなものが形成され、友人はその綱引きにあって、各派から飲みに誘われたりしている。そこでは「アイツはこんなことを言った」とか「アイツのここが気に入らない」とか言いながら盛り上がっているらしい。趣味のサークルであっても各人には課せられた責任も義務もある。それを中途半端にすれば会社勤めのときと同じように飲み会の場で陰口を言われる。

「人間は社会的動物である」というアリストテレス(?)の言葉を思い出した。
企業社会の中で、さんざん組織づくりや競争や権力闘争をやって、やっとリタイアしたかと思えばまた同じようなことをしている。大半の人間はいくつになろうが「社会的であること」を欲し続ける動物なのかもしれない。

コミュニティネットワークはリタイア後のシニアに「社会的であること」を提供する重要な受け皿になっている。特にNPOを初めとした市民活動の場は、福祉や街づくりなど目的が組織の外に明確にあるので、目標や計画があり、より密度の濃いつきあいをしている。人が等しく持つ「社会的であること」への欲求もコミュニティネットワーク、シニアマーケティングの重要なキーワードだと思う。

  • 鏡渕 敬 さんの日記
  • (その他)-(その他)
  • at 18時32分

シニアビジネスは男がつくる