NPO法人地域創造ネットワーク・ジャパン
常務理事 中野喜文
(NPO事業サポートセンター常務理事)
広島から東京に上京して、この年60歳になる。自分でも妙に思うことは、やたら元気なことである。とくに精神は30代である? 団塊世代、まだまだ老けこむことはない。やり残していることは山ほどある。
東京一極集中、高度成長の中で、大量生産、大量消費、大量破棄一辺倒に目をそむけ、その恩恵を受けてきたのが私たちである。修復への軌道修正が未来への私たちの義務であると思います。個人として、日本人として、地域人として、まず自信と誇りを持ちましょう。豊かな自然、治安の良さ、調和を重んじ、労働を美徳とする地域人。そして変革の行動を起こしましょう。
資本主義から人本主義へと変わっていきます。地域人の時代です。戦略を明確にして、チーム内の人のベクトルを合わせましょう。個人責任と共同責任を明確にし、マニュアルにマインドを組み込みましょう。
議論は大切ですが、中庸の精神と行動力が必要です。そして、資本主義に欠落しているミッションをマネジメントする仕組みと、評価システムをつくり、人のやりがいを最も大切にするチームをつくり上げましょう
地域創造ネットワーク・ジャパン内の私が担当している「事業部会」の役目は、社会性に意義を唱える企業とビジネスをより多く見出し、NPOとの間にフェアな協働の関係をつくり出し地域に届けることだと思っていす。
「経済的自立なくして、継続と協働なし」。
最後に企業を見つけるばかりでなく、前述のNPOコラボを描きつつ、「農業法人再生ビジネス」を起業するつもりです。何といっても地域力は農業であり、食事業であると思うからです。農業法人とNPOの協働の実績とアイデアがありましたら、ぜひ教えてください。
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