団塊・シニア世代の受け皿として、地域創造を目指していこう！

　第2年次（2007年9月1日〜08年8月末）までの地域創造ネットワーク・ジャパン総会を11月26日（月）に東京・友愛会館において開催しました。
議長委任及び書面表決29名を含む、出席者は63名。
　浅野史郎代表が最初に挨拶し、「地域創造ネットへの期待が大きい。コンセプトも正しく、団塊世代やシニア世代の社会参加をどんどん進めていかなければならない。
　ただし、そのためには、財務体質がぜい弱であるので、会員各位の会員増大や事業への協力をお願いしたい」と述べました。その後、横田克巳氏を議長に選出し、議事に入りました。議事は、第1号議案　「経過報告と決算」、第2号議案「損金処分案」、第3号議案「事業計画及び予算案」、第3号議案「予算案」及び第4号議案「借入最高限度額について」について、いずれも要望意見を組み入れて賛成多数で提案通り可決しました。
　第5号議案の「人事体制」については、宇都木選管委員長から、以下の提案があり、全員一致で決定しました。　　

（任期満了）
一色節子理事、小熊竹彦理事、澤登信子理事、中島和昭理事、和久井良一理事、三上安廣監事。

（重任）
　　代表理事：浅野史郎。

　　副代表理事：小川泰子、笹森清、高畑敬一。

　　常務理事：田中尚輝、井上肇、宇都木法男、
　　　　　　　河口博行、中野喜文、横田克巳
　　理事：大久保朝江、大竹弘和、大西光夫、
　　　　　大藪義郎、柏井宏之、　笠原優、小林董信、　　　　　更谷令治、上土井章仁、戸袋勝行、
　　　　　中村順子、中村隆行、
　　　　　　本郷孔洋、結城博次
　　　監事：水野嘉女
（新任）
常務理事：池田徹、高橋均、金内惟行

理事：高橋公、島田洋子、山内明子、齋藤克子、
　　　奈良環（事務局長）

監事：税所潤一
　　
　　地域創造ネットは、NPO法人になり第１年度9ヶ月間の活動をしてきました。
設立の趣旨は団塊世代・シニア世代の社会参加を促進し、主に地域コミュニティの創造をおこなうことです。このために、NPOの役割が重要であり、これを核として労働組合とその事業団体、生協などとの非営利・協同のブロックを形成していくことを目指しています。
　このための事業として、地域の福祉・防災マップの作成、温暖化対策に取り組み、　また、連合等４団体との連携、生協との協働を進めていきます。
　総会での発言は活発でしたが、その主要な点以下の通りです。
?地域創造ネットの役割は「地域創造」をすることだから、その環境整備をしていくことが中心で、全国一律の方針を押しつけることではない。?地域創造ネットの役割として情報提供が必要であり、このためにはホームページを抜本的に強化すべき。?地域センターを具体化するために、どうするのかについての支援が欲しい。?シニアをめぐる社会保障、社会福祉制度が行き詰ってお、
　これに対しての政策提言をしていくべき。?防災対策については、各地で積極的に取り組むべき。?財務体質が弱いため、会員増大に力点を置くべき。

新しい体制のもとに総会の議論を生かしていきます。