「宅老所」は高齢者が日中集まって、夜も泊まりたければ泊まれるというユニークなサービスをしている。ところが、介護保険制度において06年から、宅老所から学んだという地域密着型サービスを制度化したが、これがとんでもない代物。その上に老人福祉法改定によって、9人以下のおとまりは放置されていたが、1人でもいると「有料老人ホーム」の届を出さなければならないという縛りまでかけてきた。
庶民が作りだした宅老所を全国的に広げるために「宅老所を全国に広める会」が発足する。事務局はNPO法人市民福祉団体全国協議会。以下がその案内文。
高齢者が普通の生活をおくるために!
参加しよう!!10月25日(日)上智大学(東京・四谷)
13:30記念シンポジュム、15:00設立総会
「宅老所」は市民がつくりだしたユニークな高齢者の支援システムです。お年寄りが普通の暮らしの継続ができるように、集って、お泊りもできる宅老所は、高齢者にとって親しみのあるものです。こうして宅老所は自然発生的に生れ、広がってきました。
ところが、老人福祉法の改定により、宅老所を老人ホームとして申請しないと処分する、などという行政の動きが全国的に起こってきています。黙っているわけにはいきません。そこで、この宅老所を全国に広げるために、「宅老所を全国に広める会」を設立します。同じ思いのある方は、ぜひとも設立総会にご参集ください。
そして、研修や調査・研究、ロビー活動もしっかりとおこないますので、知恵を出し合いましょう。会費等は総会で決定しますが、活動資金としてのご寄附をお願いします。では、設立総会でお目にかかりましょう!!
【設立呼びかけ人】近藤明美(NPO法人おひさまくらぶ)、伊藤寿美子(NPO法人のんびりすみちゃんの家)、福島の草野さん(前回欠席)、温井克子(NPO法人多摩川にこにこ倶楽部)、鈴木明与(NPO法人WAC清水さわやかサービス)、村居多美子(NPO法人介護サービスさくら)、西田京子(NPO法人たすけあい佐賀)、吉村香代子(NPO法人たすけあい佐賀)、斉藤鈴子(NPO法人隣の会)
日時:2008年10月25日、場所:上智大学(四谷キャンパ ス)JR・地下鉄四谷駅下車1分
13:30 記念シンポジュム(基調講演 浅川澄一 日経新聞編集委員他)
15:00 設立総会
設立総会:参加申込書 Fax03−5935−7570
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