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2009年01月11日

自著を語る:『悪党的思考』 のすすめ

 シニア学会主催で、自著を語るというシリーズがあり、私の『「悪党的思考」のすすめ』(中央アート出版)が1月10日に担当となり、私の話と意見交換をおこなった。その時のレジュメを掲載する。

1.私の問題意識
 1)私の位置:活動家、オルガナイザー、職人(研究  者ではない)
 2)対象:市民活動、NPO、介護保険事業者

2.日本の市民活動・NPOの問題点
 1)力が弱い(人材、財力)
 2)ネットワーク連携がない
 3)リーダーに広い視野が欠ける

3.社会問題解決の方法
 1)社会問題の解決の基本は、目標とすることについ  ての社会的な多数派形成をすること=市民活動・   NPOのリーダーは掲げるミッションにおいて多数派  形成をする意志がない限り偽物の活動をしているこ  とになる
 2)多数派形成のためには、立場の違う中に理解者・  協力者を作ることが基本=行政、議員、企業、市民  団体=1セクターだけでは多数派形成はできない=  現状は行政セクターと産業セクターの癒着による多  数派が形成されている
 
4.多数派形成をさせない動き
 1)外からの動き
  ・役人の多数派形成手法=審議会の設置(市民の眼   をごまかす)・与党の根回し(議員の利益誘導)
  ・企業の多数派形成=お金価値を最大限利用
 2)内部からの動き
  ・団体=相互の足の引っ張り合い
  ・リーダーの資質(戦略がない)
  ・行政・企業からの権限・名声・権威・お金による   分断

5.なぜ「悪党的思考」が必要か
 1)社会の根源は個人にある
  ・個人は、善性と悪性、利己主義と利他主義を併せ   持つものである=どちらかになることはできない   =人間の本性
  ・人間の本性=決定要素(DNA)+可変要素(自然・   社会環境×後天的獲得気質=50%と50%
  ・善性・利他主義を喚起する+悪性・利己主義を利   用する
 2)セクターや組織の活用
  ・猪俣津南雄の「横断左翼論」の組織論
  ・社会的な正義の追求を前提とすれば、各セクター   と組織の中に同調者がいるはず=このネットワー   ク化
  ・中世の悪党の勝手な解釈
  ・中期目標(私の時代)=市民セクターの確立


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