「道路運送法」が改正されます。これは長い間ボランティア活動として移動制約者の支援として白ナンバーによる有償移送サービスをしてきたことが、「白タク行為」として取り締まりの範疇にはいっていたものを合法化することであり、前進といえます。
ただ、この合法化により、「有償」でおこおなう助けあい活動を含めてすべてこの範疇に組み入れられる恐れがでてきました。介護保険事業なおを展開しているNPOの場合には、専任の職員もおり事務所もあり、この法律に基づいて自治体が主催する「運営協議会」に申請し、16種類の書類も提出することは可能ですが、事務所もない、法人格もないという団体で助けあいによってガソリン代実費程度をうけとる「有償」サービスをしている団体まで、この範疇にいれてしまうのは乱暴でしょう。
この点を明確にするために、連休明けからはじまる国会(参議院)において、猛烈なロビー活動を展開する準備をしています。国会のスケジュールとしては5月9日大臣の法案提案、11日に審議となっています。9日には各党への要請行動をし、10日12時半からは議員会館において院内集会を開催し、各党との意見交換をおこないます。また11日には、参議院での傍聴をおこないます。ご関心ある方は、市民協事務局(?03−5775−7962)へご連絡ください。
結果の報告は、あらためておこないます。
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