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2008年01月01日

【2009年の課題】WAC・市民協・地域創造ネットについて

新しい年がはじまりました。皆さんは、どのような年にしようとされているのでしょうか。
私は、いくつものNPOや公益法人に関わりがありますが、実際に力点をおいて活動しているのは、NPO法人地域創造ネットワーク・ジャパン、NPO法人市民福祉団体全国協議会、社団法人長寿社会文化協会(WAC)の3つです。この3つでも人からはあちこちに手を出しすぎていると言われています。
私は私なりの狙いがありますので、この3つの関係性と私の関わりについて年頭に当たって述べておきます。
まず、この3つに内で個人加盟方式をとっているのはWACだけです。私の個人的な友人の方には、WACの個人賛助会員(会費・年間3000円)に入会していただけるようにお願いしています。
あとの2つは団体を単位としたネットワーク組織です。市民協は介護系NPOの連携組織で団体の直接加盟が450団体、グループでの入会をあわせると1300団体ものネットワークになっており、日本のNPOの中間支援団体の中では最大の結集をしており、主にホームヘルプ系の団体の多くが参加しています。そして、地域創造ネットは、全国ベースでがんばっているシニア系NPOが大同団結したもので、末端の団体数は約3000団体あります。
 ところでWACは、元気シニアの社会参加促進団体であり、私が数人の友人と1985年から準備に入り、88年に社団法人になったのですが、シニア団体の先駆的な活動を担ってきました。そして、07年よりの団塊世代が60歳を超えていくことになり、正念場を迎えています。
 社会活動は個人の動きが基本ですから、私の活動の基本はWACになります。ことに団塊世代や元気シニアとともに社会活動をしていくためには、WACの活性化が不可欠です。WACは会員の自主性を担保するためにポイントという自主的な活動体を基本にし、そのネットワークを組織の基本にしています。すでに230ほどのポイントがあります。
 それに連携させていこうとしているのは、コミュニティカフェの動きです。これ事体はは自然発生的な動きでWACの組織活動ではありません。したがって、それなりの自主的な発展をしていくことになり、WACはそれを支援します。ただ、その活性化のためにWACに加盟して活動をしていきたい、というコミュニティカフェにはWACに参画してもらいます。こうして、WACは旧来のポイント活動の発展と新規に加わるコミュニティカフェの動きによって活性化していくことになります。新年早々、千葉、大阪、東京においてコミュニティカフェをテーマにした大きなシンポジュームを開催します。
つぎに、市民協は日本のNPOの中間支援団体で成功したわずかな例の1つです。いよいよその社会的な意義が問われる段階になってきました。それは介護保険制度の改定問題です。現況の制度は06年4月からの改悪によって滅茶苦茶になっていますので、これを建て直します。市民協としては、生協、JA,民間事業者に広く呼びかけて大きな市民活動にしていこうとしています。この過程
において市民協自体の力量増大が必要であり、本年は正念場を迎えます。
 そして、地域創造ネットは、すべてのシニア系NPOの結集体であり、「地域を創造」するための場です。今年からは、地域での具体的な動きが活発になってきます。そして、その行き先は市民セクターの形成であり、この行き先への過程においてNPO界の再編まで進むことになるでしょう。
 私は仲間とともに、四半世紀の活動によって、ようやくこの3つの舞台をつくることに成功しました。あとは「やる」だけです。今年から本格的な活動になります。そして、この活動が私の人生最後の闘いになると思っています。
皆様のご協力をお願いします。


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