特活)北摂こども文化協会 の新着情報

2006年06月02日

【新生児最低106万人】 少子化による子どもの生活環境を考える

過疎地だけでなく、全国的に小中学校が統廃合されている原因は、当然少子化ですが、その事態に拍車をかける報告がありました。06年6月2日の朝日新聞掲載記事です。
【出生率1.25 新生児最低106万人】
日本女性が産む子どもの平均数を示す05年の合計特殊出産率が1.25で過去最低を更新したと正式発表。出生率低下の傾向に歯止めがかからない事態。生れた子どもの数は前年より4万8117人と少なく5年連続の減だそうです。
役所とか、行政的に言えば次世代支援型の社会保障制度への影響が心配されるのでしょうが、北摂こども文化協会としては、子どもの生活環境がどのようになるのかが心配です。「子どもの権利条約」にしても社会的認知度は低く、「そもそも子どもに権利などない!」と声高に叫ぶ人もいます。
子どもたちは、本来たくましく生きる力を持っています。その持ち物もあらわし方も様々ですが、自らの生命力を信じて引き出すお手伝いをしたいと願っている当協会です。少子化により、「個性を認め、集団の交わりの中から引き出す育み=共育」から「教え込む育み=強育」へ、拍車がかからないように願うのです。
また、少子化の家庭における大家族化の作り方も大切と考えます。私の家は父・母・私の3人家族だけれど、お友だち家族や、地域活動、グループ活動を通しての大家族交流はますます必要性が高くなることでしょう。
核家族化の問題も、以上のような大家族交流によって解消される部分も期待されます。社会保障の未来の担い手減少に嘆くだけでなく、「子どもを生みたいな」と思える大人づくりをすることが大切と思っています。少子化でもそうでなくても、今を生きる子どもたちが、自分が生かされる実感、楽しい生活体験を重ねることができたなら、彼らが大人になったとき、きっと子どもを生み、育てることを積極的に思えるのではないでしょうか。
皆さん知ってます? 少子化対策にかける各国の費用を。フランスが01年で国内総生産(GDP)の2.8%、スエーデンが2.9%を使っているのに対し、日本は0.6%なんです。もっと子どもの成長にお金を使って欲しいと思います。それでも、ただお金が流れるだけでは困ります。使い方が大事ですね。突然ですが、今回の指定管理者制度のように、企業への市場提供目的が前提になっているような取り組み、お金の流れは困ります。
少なくても充実した子ども施策を市民の目線で、市民のアイデアで、市民の力量で、参画、実践していきましょう。それが新しい市民社会システムの構築です。興味、関心のある方はご連絡下さい。


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